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Statement assessment / Forensic interview
我々はいかにして供述の信用性鑑定に着手することになったのか

東京自白研究会

 1992年頃だと思いますが、関東の大学教員、大学院生が中心になって、自白や証言の信用性をめぐる研究と実践を行なう組織が結成されました。「東京自白研究会」を名乗るメンバーは、

佐々木正人氏(東京大学)、原聰氏(駿河台大学)、大橋靖史氏(淑徳大学)、高木光太郎氏(青山学院大学)、松島恵介氏(龍谷大学)、後安美紀氏、そして私だったと記憶しています(所属は2017年3月時点)。

 この前後、上記メンバーは記憶という現象に関心を持ちつつ、 (Read more)

浜田寿美男の供述分析

ここでは、浜田寿美男先生が独力で考案された、供述の信用性を評価する技法について述べます。 

 浜田先生は、元々発達心理学を専攻されていたました。ウェルナーとカプランの古典的名著「シンボルの形成」を、鯨岡峻先生とともに翻訳されました。当時まだ大学院生だったと思います。より最近では、ワロンの心理学をめぐる論考によって、情動や身体の重要性を指摘しています。しかしここ30年近くでは、浜田先生と言えば自白や証言の研究がすぐに連想されます。「自白の研究」(北大路書房)という大著がありますし、「自白の心理学」(岩波書店)、「取調室の心理学」(平凡社)、「<うそ>を見抜く心理学」(日本放送出版協会)などの一般向けの本も出版されています。また、数々の刑事事件で鑑定書を書かれたり、特別弁護人として法廷に立ったりしています。甲山事件を皮切りに、狭山事件、野田事件、袴田事件、帝銀事件など、先生がかかわった事件は数知れません。  (Read more)

足利事件被疑者・被告人自白の信用性鑑定

足利事件とは

 足利事件は1990年に発生した殺人事件です。このときまでに北関東一帯では、連続幼女誘拐殺人事件が発生していましたが、足利事件もこの一環として捉えられました。本件は、DNA鑑定が最初に捜査へと投入され、被疑者逮捕につながった事件として、また同鑑定によって無罪が証明された事件として有名です。本件の詳細については、小林篤「幼稚園バス運転手は幼女を殺したか」(草思社, のちに「足利事件 冤罪を証明したこの一冊の本」として文庫化され、講談社よ発刊)、菅家利和「冤罪 ある日、私は犯人にされた」(朝日新聞出版)などを参照してください。

 本件の起訴と有罪判決に対しては、DNA鑑定と並んで、            (Read more)

甲山事件目撃証言の信用性鑑定

(新着情報に掲載中)

ある放火事件の被疑者供述の信用性鑑定

(新着情報に掲載中)

尼崎スナック狙撃事件共犯者供述の信用性鑑定

(準備中)

あるわいせつ行為事件の被害者供述の信用性鑑定

(準備中)

広島港フェリー甲板長殺人事件被疑者否認供述の信用性鑑定

(準備中)

一美さん殴打事件の加害者供述の信用性鑑定

(準備中)